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5/20(水)より入り口解放します
2020.05.19ご無沙汰しております。院長の田村です。4/8から病院入り口を閉め、自主的に自粛診察体系を実施して参りました。おそらく近隣の動物病院の中では、最大限な厳戒態勢を取り、新型コロナウイルスの感染拡大の防止策をとっていたと思います。飼い主様そしてわんちゃんねこちゃんには、大変ご不便をおかけしました。また、ご理解ご協力頂いた方々には心より感謝致します。なぜここまでの策を講じたかは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、獣医師と動物看護師は「新型コロナウイルス感染リスクの高い職業」の上位に位置しており、人間の医療関係者と肩を並べるリスクスコアとなっています。しかしながら、自粛対象の職種ではなく、「生活に必要な職」と位置付けられています。一方、新型コロナウイルスは、現時点でも未知の部分が多い感染症です。よくわからない敵に対峙する場合、最大限の警戒体制を実行するのが常法であり、結果として当院のスタッフ及び患者様から感染者が出なかった、であれば良いと判断し、できる限りの対策を早期から実施しました。また、当院では、今回のパンデミック以前より、動物病院業界を震撼させている「SFTS感染症」(ご存知ない方はググってみてください^^)対策として、十分なマスク、防護ガウン、グローブ、ゴーグル、フェイスシールド、消毒薬を数ヶ月分備蓄していました。今回偶然ではありますが、その準備が役に立ちました。(人間の病院では様々な資材が枯渇していることを受け、有志の動物病院が集まって寄付を募り、フェイスシールドを作成、神奈川県健康医療局へ寄付活動も実施しました)さて、当院では今の現在誰も感染していないようです。スタッフ一同元気いっぱいです。おそらく、21日辺りに緊急事態宣言が解除されるかもしれません。しかし東京都はわかりませんが。そして私自身も、約3ヶ月間、メディアの情報だけでなく、各専門分野の方のご意見や、国内外の論文を調べ、何が本当で、何を頼りに判断するべきか、吟味して参りました。そこで、段階的に当院の警戒レベルを下げる決断としました。流れは以下です。外来診察は原則的に予約診療のままです。また、予約とは予約時間に診察を開始する事をお約束するものではございません。順番にお呼びしますので、駐車場でお待ちください。ご予約がない場合で来院してしまった方は、かなり待ち時間が長くなる可能性がありますが、ご了承ください。あるいは急患でなければ、後日のご来院予約をしていただくこともございます。入り口ドアは解放待合室を右手と左手に分け、右手は薬処方やフードの受け取りのみ。左手は外来診察。それぞれ、1組のみ入室可能とし、動物へ付き添う飼い主様は、成人の方お一人となります。次の方の入室は、前の方が退室された後になります。スタッフがお声かけしますので、その指示に従ってご入室ください。発熱のある方、咳が出ている方、体調の悪い方はご入室いただけませんマスク着用必須入室前には手指の消毒診察室前には、足元にテープが貼ってありますので、立ち入りはその位置までとします。わんちゃんはリードで、ねこちゃんはキャリーでお預かりします。(絶対に抜けない首輪でお願いします。皆様ユルユルで危ないです。家に帰ってからユルくして下さい)診察室の獣医師と問診会話を最低限でお願いします。待合室入り口が解放されているので、診察室から動物が逃げないように診察開始からは診察室ドアは閉めさせていただきます。診察が終わりましたら、アクリル板設置をした受付カウンターで、ご精算を済ませて下さい。退室しましたら、次の方をお呼びします。以上になります。今後とも、動物の安心安全、飼い主様のご健康維持のため、ご理解ご協力の程、よろしくお願い致します。院長 田村
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