こんにちは!循環器科担当させていただいている水野です。
猛暑日が続いていてペットの健康も気にかかる日々が続いていますね。
実際に梅雨入り以降心臓病が悪化して来院する犬が増えているように感じています。
私自身は犬の僧帽弁閉鎖不全症に対する外科治療も実施させていただいておりますが、ここのところ依頼件数も増えてきています。
心臓病を患う動物と一緒に暮らしているご家族にはこのような時期に是非していただきたいことがあります。
それは安静時呼吸数の計測です。
健康な犬猫の安静時呼吸数は1分間あたり10回程度なのですが、心臓病を治療している動物では20回前後に増加していることが多く、病態の悪化にともなって安静時呼吸数は増加することがわかっています。ご自宅で安静時呼吸数を毎日記録していただくことで、その子の状態が落ち着いているのか、悪化してしまっているのかを大まかに推し量ることができます。
病院での検査は病態を把握する一つのツールではありますが、あくまでその時の状態を把握するものであって、その後の経過を完璧に見通せるわけではありません。
安静時呼吸数を記録して頂き、ご自宅でも悪化していないかどうか観察していただくことで、予期せぬ悪化を早期に発見しよりよい治療を施すことが可能となります。
動物にかける負担を減らし、よりよい状態を少しでも長く維持していくためにも、是非安静時呼吸数の計測と記録をつけてみてください。
循環器科担当の水野です。
本日は不整脈が認められた猫さんの検査をさせていただきました。
今回検査させていただいた子は不整脈の再発はなく、本日の検査でも幸いにして異常は認められませんでしたが、猫に多い心臓病である心筋症は犬に多い僧帽弁閉鎖不全症と異なり、心筋症になっていたとしても心雑音が聴取されないことも多いため、身体検査で発見することが非常に難しい病気です。
また、若齢から老齢まで様々な年齢層で診断される病気なので、若ければ大丈夫ということもありません。
特にこの病気を起こすことが多い猫種(メインクーン、ラグドール、ブリティッシュショートヘア、スフィンクス、ノルウェージャンフォレストキャットなど)を飼われている方は一度心エコー図検査を受けていただく事をおすすめいたします。
芝溝街道沿いにあります、図師大橋の交差点にある、
犬の足跡のマークの看板(オレンジ)が目印です。
また駐車場は10台完備しております。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 (初診 9:00〜11:30) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
16:00〜19:00 (初診 16:00〜18:30) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
【お知らせ】
初診とは継続再診以外の方、または新規患者をさします。
【夜間救急】夜間対応病院はこちらをご確認ください